先日、こんな動画をツイートしました。
この中でお話ししていたキングコンテンツに関する裏話をここでしようかと思います。
内容としては・・・ざっと、こんな感じです。
・どうしてキングコンテンツが始まったのか?
・継続するために常に気を付けていたこと
・キングコンテンツの失敗談
・どうしてYouTubeでやっていないのか?
・実は〇〇がある
・実際にかかっている撮影時間
・どんな編集をしているのか?
・キングコンテンツに隠された戦略
このお話で意識して聞いて欲しいポイントが2つあります。
それは、
- プラットフォームが変わっても考えることは似ている
- 他の何かからヒントを得る
この2つ。
今回のお話はTwitterでのお話ですが、YouTubeでも十分通用する考え方なので応用してもらえたらと考えています。
と言っても、普通、こういうビジネス系の裏話とかってしないんですよね。
隠されることが多いと思います。
でも、そういう面も含めて何かしらYouTubeの運営でヒントを掴んでもらえたらって思うんですよね。
そういうこと考えてたんだ〜
とか、ちょっとしたことがわかるだけでピン!💡と来る方もいると思いますから。
なので、LINE限定ではありますけどその辺りお話しできたらと思います。
ということで早速ですが、「どうしてキングコンテンツが始まったのか?」からお話ししていきますね。
どうしてキングコンテンツが始まったのか?
一番最初の動画を見た方いますか・・・?
あれは、北海道で撮影したものなんです。
で、Twitterで表に出てきた時に、
何かインパクトのあることしたい!
印象に残ることしないと…
と思ってたんですが、思い付かず…
そこで、一緒に旅行に行っていた友人二人からアドバイスを受け、キングコンテンツが始まりました。
そうなんです、その友人がいたおかげで今のキングコンテンツがあります。
数年前からの付き合いでよくお酒を飲んだり、一緒に旅行している友人です。
辛い時もほとんどのことを知っている間柄ですね。
本当に、その二人といて良かったと改めて思います。
キングコンテンツという名前も「YouTubeの王」という肩書きからキングのコンテンツということで付けました。
正直いうと、この肩書きだけだと「ドーン!」というイメージですが、呟く内容的に、現在絶賛コミュ障中のようなイメージになっているかもしれません。
表に出るより、裏方で暗躍するのが好きでしてw
なので、YouTubeのチャンネルも自分が表に出ることよりも戦略を練ったり、細かい部分を考えたりどちらかというと参謀的な面が強いですかね。
ちなみに、「キングコンテンツ」というセリフはYouTubeの世界のヨコサワさんが冒頭でよく「make sense」と言っているのをパクりましたw
というもの、そこも何か「短くて」「印象に残るもの」を取り入れたかったんですよね。
そうすることで「キングコンテンツの人」になるので。
ちょっと簡単ではありますけど次に行きたいと思います。
継続するために常に気を付けていたこと
それは、「常に改善する気持ちを持つこと」です。
他にも
- アウトプットから始めて、インプットをする
- カメラ目線で話す
- PREP法を使う
などもありますが、一番はやっぱり全体を通して毎回、前回の反省をして改善することを心がけました。
なので、最初の方から見てもらうと色々と変化しているのがわかると思いますw
「俺」と言ったり、
「金髪」になったり、
「撮影場所」が変わったり、
「ちょっと品」を落としたり、
「胸を張ったり、猫背」にしたり、
「身振り手振り」が増えたり、
「目線」が変わっていたり、
「トークに強弱、抑揚」を付けたり、
「文章をパターン化」したり、
「表情に変化」を付けたり、
こんな感じで実は色々と検証していたんですよ。
言われてみると
あ、確かに…
って思うはずです。
これは、Twitterのキングコンテンツに限らず、他のところでも使える考え方です。
ですので、自分は普段から何かをしたら次は、その時ダメだったところを改善するという癖がついていますね。
では、次は「失敗談」のお話。
キングコンテンツの失敗談
いくつかありますが3つ・・・
一つ目の失敗は、動画を始めた頃の印象が悪いこと。
最初のうちは、目が死んでますw
見てくださいよ、この3本目。
今見ると、
暗すぎる!
目が死んでる!
声に元気がない!
誰に言ってるんだ・・・
なんか疲れてる・・・
みたいな印象を受けます(笑)
YouTubeでも過去動画見ると、どんだけ自分の意識がショボかったかわかる時ありますよねw
もう消したいくらい恥ずかしい・・・みたいな。
まさにそんな感じです。
で、2つ目は「いいね」に取り憑かれた時期があったこと。
50本目くらいまで再生回数よりも「いいね」ばかり気にしてたんです。
いいねがすくねぇ・・・
どうすれば増えるんだ・・・?
1日中考えてました。
でも、あるとき気づきます。
自分が他の人の動画を見た時に「ためになった!」と思っても別にいいねしないんですよね。
YouTubeのように「いいね」を求める内容では無いですし。
で、その時点で「いいね」は見なくなりました。
あと、能動的に学んで少しでも自分のYouTubeチャンネルに活かせる人だけに届けばいいって思い始めました。
その理由は、そういう人じゃ無いと生き残れないからです。
これは100%言えます。
自分から学ぼうとする人、考えようとする人じゃないと、今後のYouTubeでは生き残れないです。
ですので、いいね押す暇があるなら1つの動画から少しでもヒント掴んで欲しいって思ってます。
もちろん、強がりといえばそうかもしれません。
ですので、今後の目標、課題の一つに動画でいいねを訴求しなくてもされるようにする・・・というのはあります。
そして3つ目は、途中で金髪にしたのはいいものの、ちょっと自分でもだらしなくなってひげが汚い時がありましたw
アル中カラカラの話をした時です。
こんな感じ👇
なんか・・・汚いw
流石にこれはいかん!と思いましたね。
この時・・・
たった1分の動画といえど、そこにしっかりとコミットできないならやめろボケ!
と自分に言い聞かせてました。
ですので、この後、段々と黒髪にしたり、パッと見の印象がきちんとした人に見えるように意識して行ってます。
ここで気づいて欲しいんですけど、109本目でも新しい気づきってあるんです。
今300本超えましたけど、毎日、何度も見返していると改善点はまだまだ見えてきますね。
なので、今の目標はもっとユーモアやエモさを感じられるものを入れられるように考えてます。
1分という短い時間でも楽しく見てもらえるようにすることですかね。
ということで次に行きましょう。
どうしてYouTubeでやっていないのか?
実は、YouTubeでも同じ動画を投稿しています。
でも、あくまでも動画の物置き場として使っているのでYouTubeというプラットフォームで見てもらうことを考えてやっていません。
でも、
YouTubeの王とかコンサルとかやっているのにYouTubeは50人くらいって草w
とか言われるんですよ(笑)
気持ちはわからないでもないですけどねw
ちょこちょこきますよ。
そういうコメントやDM。
でも、そこは気づいて欲しいところかなと思います😅
中には、
YouTubeの動画のとりあえず感はすごいですけど、置いておいてどこかで使っているんですよね?
っていう方はいます。
そういう方と話すと、
おぉ、見た目だけで判断しない視野の広い人だこの人・・・
って思います。
中には、
YouTube見ましたけど、それだけじゃわからないからお話したいです!
という方もいました。
その方は、「実際に話して考えていた通りの方で安心しました」って言ってくれたので良かったです。
結構勘違いしている方多いんですけど、酒井さんとかマスターDさんとかがすでにポジション取られていますし、伸ばすの苦労するのがわかってますからあのジャンルはわざわざやらないです。
やるなら全然違うコンセプトで穴場をやりますし、自分の顔出しチャンネルはそのうち別のをやろうと考えていますが、今はそこを取りに行くよりもコンサル生の動画改善に力入れたり、別チャンネルに力入れます。
それで、一人でも多く早く結果出して欲しいですし。
だから、今キングコンテンツをアップしているYouTubeの自分のチャンネルはあくまでも、YouTubeで見つけた人が見てくれればいいくらいの気持ちでおいています。
では次。
実は〇〇がある
キングコンテンツには、実は「台本」があります。
ほとんどの人は
ですよね!
だろうね。
という思っているはずですw
ちなみに、その台本はYouTubeの説明欄を見ると全部載っています。
それを読んでいる感じです。
ですので、喋っている言葉の99%が台本に書いてあります。
そこに、あとは感情を乗せたりしているんですね。
台本を書くことで一度頭が整理されますから、絶対に台本は作ります。
YouTubeで動画をあげる時もどんなジャンルでも必ず台本はあったほうがいいです。
全体の流れがわかりますから。
以前お話しした方の中には「台本はないです」という方がいて、動画を見たら構成がぐちゃぐちゃで「ですよね」って思ったこともありました。
なので、その方にはまず台本作りましょう!って言っておきましたけど、残念なことに、そのあとの動画も全く変わらず、再生数も伸びず、今は更新止まってます・・・
一手間かもしれないんですけど、台本はイメージトレーニングにもなりますし、時間のかかる撮影や編集前に唯一全体像がわかる物なので、ここで手を抜くと全部が崩れます。
ですので、台本を作っていないという方はまず動画を撮る前にしっかり台本を作り込む癖をつけてくださいね。
音声を聴きながら記事を見ている方はわかると思いますが今、まさにこの文章を読んでますから(笑)
では、次は撮影にかかっている時間。
実際にかかっている撮影時間
実際にかかっている時間は5〜6分です。
それを編集で1分ちょいにまとめています。
ノートパソコンにスマホを立てかけて内側のカメラにして、撮影。
間違ったところで手を「パン!」と叩いて編集する時にわかりやすいように音の波長を作っておきます。
で、そのまま続けて撮影。
なので、基本1回の撮影で全部1本分撮って、編集してます。
台本を書く時間を考えると全部で15〜30分くらいですかね。
次に「どんな編集をしているか?」ですが・・・
どんな編集をしているのか?
まず、ソフトはプレミアプロ で編集しています。
動画を放り込んでシーケンスをタイトルと同じにして、あとは、ジャンプカットをひたすらやっていきます。
で、全部終わったらネスト化して一本のデータにします。
それを最近だと速度を130%にして、ピッチシフターというエフェクトがあるので、それで数値を77にして高くなってしまった声を地声の高さにしてます。
普通は500文字くらいが楽に収まって理想なんですが、いつも考えてると大体700〜900文字くらいになっちゃうんですよね。
ですので、正直1分では収まらないような内容を無理やり早くして詰め込んでいる感じですw
で、あとはエフェクトを使っているのでちょっと電子音のようになってしまってます。
この辺は、改善の余地ありそうですが、調べてもわからなくて諦めています。
もし、この編集をしても音をクリアにする方法をご存知の方いましたら教えてくださると嬉しいです😭
では、最後になります。
キングコンテンツに隠された戦略
それは、ブランディングとして「キングコンテンツの人」という印象をつけるためです。
この記事を見ているもしくは音声を聞いている方ならTwitterから入ってきているのでご存知の方が多いと思いますが、ヤコさんなら狐のお面の人とか属人性のないジャンルで結果を出している人、いがるさんならゲームチャンネルの天才、ちちくりさんなら外注化のプロ。そんな感じです。
実際に、他の人がいるポジションではなくあえて少しずらして、テクニックは死ぬ、考え方が重要です!と言っているポジション取りに行っています。
これは自分がテクニックで過去にものすごく苦労したことから、発信するからには声が届く人に同じ失敗をして欲しくなくて、考え方をまず学んで欲しいという想いが強いからやっています。
そこで、ただただ呟いても印象に残りにくいので、毎日20時に動画を出すことで印象に残るようにしていました。
ただ、考え方の呟きやアイコンというか見た目のせいで「情報商材屋」とアンチが沸いたりもします。
・・・現に、そう思っている方もいるようでw
実際、情報商材という商材ほぼ売って無いですけどね😅
人を見た目だけで判断されるのは悲しいですが、それはこちらの発信する内容などにもよるので、自分はちゃんと見てくれる人だけに時間を使おうと考えてます。
あとは、コンテンツを積み上げることで広告の代わりになる。という意味合いもあります。
また、出して終わりのコンテンツではなく、繰り返し見ることで学べるものとして作っているので、YouTube Tipsというブログや、コンサル生が見るYouTubeの教科書など、他の媒体で使えるようにもしています。
で、ですね・・・YouTubeも同じような考えでやったほうがいいと僕は思います。
エンタメ系で多いのは、出した動画で終わり。というパターンですが、再生リストを意識した動画を作ることで繰り返し見てもらえる動画になりますし、そうなると回遊率も上がり、チャンネル全体のパワーがだんだん上がってきますからね。
「あとでも使える・見てもらえる動画」
これを頭の隅に置いて置くといいですよ。
コンサル生のチャンネルもほぼ全て、繰り返し見られるようにしていますし、ちょっと応用して再生リストでの繰り返しではなく、動画単体でのストーリー性とかエモさをうまく活かして、あれ?話繋がってる?というのも作ってます。
この辺りは少し難易度高いですが、普段から回遊させるためにはどうすればいいのか?と考えていると見えてくるものがあるので「あとでも使える・見てもらえる動画」を意識して動画を作ってみてください。
最後に
ということで、今回は300回記念で今までやってきたキングコンテンツの裏話をさせていただきました。
もう少し、踏み込んだ話もあるのですがそれはまたどこかで。
個別にZOOMでお話しする機会や、何かオフ会などでお会いすることがあれば、そう言ったあまり表には出していない部分のお話もできたらと思います。
こうやって300回続けてきたからこそわかるものがあります。
毎回改善して300回やってきたことで、300回分の改善を毎日してきたわけですから。
ほんの少しの積み重ねかもしれませんが、これが大事なんです。
YouTubeもそうです。
毎日考えて実践して改善していくことで自分の中にどんどん実績や知見が溜まっていく。
「チリも積もれば山となる」とはまさにこのことです。
そして、こういう考え方は実際に続けてきた人にしか見えないんですよ。
ですので、あなたもYouTubeで何度も失敗して検証して改善していいものを作っていってください。
大変ですが「チリツモ」結構大事です。
ということで、あなたのYouTubeのチャンネル運営でも使えそうなヒントはありましたでしょうか?
今回は最後まで読んで・聞いてくださり本当にありがとうございました。
少しでもこのお話が、YouTubeの運営で役立てばと思います。
Twitterを遡ってみるのは大変なので、こちらの記事で今までのコンテンツ全てまとめています。
気になることを啄む感じでもいいのでぜひ、チャンネル運営にお役立てください。