今回は、意識していると動画のテーマを考えるときにどんどんアイデアが溢れてくる。というお話。
コラム寄りの話ですが、僕自身がこの考え方にかなり救われたこともあるので、ぜひ今後のYouTube、ビジネスで役立ててほしいと思います。
結論からお話しすると、「切り口+振り幅」でテーマを考えると1つのテーマから複数アイデアが生まれるということです。
この記事では、「共通切り口」+「テーマ特有のワード」について触れていましたがここでは「振り幅」に注目します。
また、この時も「共通認識」部分を意識すること。そして実際に参入ジャンルで伸びているものはどれか?探すことは常に頭に入れておいてください。
すでにできている方もいると思いますが、以前、ご相談をいただいたときにここをできずに動画のネタ造りで悩んでいる方がいました。もしくは、わかっていても意識してではなく、なんとなくやっているという方もいました。
ですので、ここでは自分の考えで「振り幅」を自在に使えるようになってほしいと思います。
「切り口+振り幅」という考え方
この「切り口+振り幅」という考え方。
・チャンネルの視聴者属性があまりズレない
・今のジャンルでどんなものを求めている視聴者が多いかが見えてくる
などのメリットもあります。
もう少し詳しくお話ししていきますね。
では、「振り幅」とはどんなものがあるのか?
近くなら、遠く
綺麗なら、汚い
早いなら、遅い
現実なら、非現実
常識なら、非常識
短いなら、長い
過去なら、現在
過去なら、未来
高いなら、低い、安い
行くなら、行かない、帰る
開けるなら、開けない、閉じる など
など、空間や時間、行動的なものです。イメージとしてはこんな感じ。
「振り幅」を意識するときはこの縦横の図をイメージしてみてください。
これらを意識して「点」としてその時点を切り取るか、「線」として過程を取り扱うか、言葉を言い換えればそれだけで動画のネタができます。
例えば、
・綺麗なら、汚い
この逆で「汚い→綺麗」の過程はいくつかのジャンルで伸びていますよね。
「〇〇の歴史」という過程を解説する動画もあります。
さらにこれらを意識した上で、YouTube上の需要を調べるとどのパターンが伸びやすいのか?も見えてくるのでぜひ参考にしていただけたらと思います。
切り口の中に「振り幅」という考え方がある。
と考えておくとわかりやすいかもしれません。
ぜひ「振り幅」も取り入れてみてください。
動画の仮テーマ作りにかなり活かせられると思います。
■求める価値(ニーズ)でターゲットは分類して考える
「振り幅」とはまた違う「求める価値」で分類するという考え方もありますので、一緒に覚えておきましょう。
ー例ー
・化粧品であれば、実年齢より
「肌の悩み」
「使うタイミング、場所」
などで分類
・外食であれば、
「手早く済ませたいとき」
「友人と二人で話したいとき」
「みんなで騒ぎたいとき」
などのニーズで分類
そうすれば「性別、年齢」などに関わらず、共通のニーズで分類できる。
他にも、
・化粧、メイク
→彼氏・デート用、ビジネス用、ママ友などの会合用、ナチュラルメイク
・BGM
→通勤用、ストレス発散用、リラックス用、安眠用、モチベーション上げる用、心を落ち着かせる用
この辺りも意識しつつ、実際に需要があって伸びているのは何か?をリサーチして、動画のネタを作ってみてください。
コメント
コメント一覧 (1件)
振り幅について、基本がずれていかないように上記の図を書いてみようと思います。BGMで調べると、スピリチュアルという特殊の分野での視聴も多いのですが、やはり、一般的なリラックスや心を落ち着かせるというキーワードは更に求められているのが分かります。なので、広がりすぎず、細分化しすぎて考えが止まらないよう、上記の図の枠を意識して考えてみようと思いました。